一日太宰治を読み漁っていた。純粋に楽しかった。 私が求めていた人生がやっと今ようやくわかったような感覚だった。 殴るように文章を書いていた。久々に描く言葉が楽しかった。頭の中がぐるぐる回ってたくさん言葉が出たことがとにかくたのしくて止まらな…
「私の心は誰を求めているのだろうか」 そんな事を考える時間が増えた。 隣にいる彼を、私は求めているんだろうか。恋愛をしている時、 私の心は目の前の彼ではない誰かの事を考えている。 それは昔の恋人であったり、この世にはもう居ない人だったり。 今の…
お気に入りの曲を聴きながら 空を眺めるのが好きだ 曲の歌詞を自分に重ね合わせた時 涙が出た 空を眺めると、晴れている空に 淀んだ雲が覆いかぶさるのが見えた 淀んだ雲に 一瞬でのみこまれていく それと同時に わたしの心ものみこまれた 数分の出来事だっ…
わたしはようやく人生と向き合う 私と言う人間は"駄目な人間であり気が弱い" でも私は駄目な人間でありたい そして駄目な人間と自身が認めている 社会から否定されるだろう 親からも友達からも見放されるだろう だが私は"枠に囚われない危険な人生を選ぶ" 何…
生きる速さを間違えていた事に気づけたのは、最近になってから。 時間は平等なのに、以前は感じられなかった心地よい流れを、今、感じることが出来ている。たぶんそれは何にも縛られず咎められない生活を手にしているから。怠けていると言われればそうかもし…
東京に住み始めて8年が経った。時間はあっという間。追いつけないスピードで生き急いできた私は今、まだ息をしている。東京は私にとって憧れの街でありそしてなにもかもが刺激的だった。若者が溢れ眠らない東京。学生時代は毎日のクラブで飲み知らない人と仲…
ぼくはリストカットや、タトゥー、刺青ピアスの拡張がすきです。やめられないんです。初めて入れたのはその当時付き合っていた彼が自殺した時でした。同じタトゥーを肩身代わりに彫りました。とても好きだったドラッグの化学式。もちろん映画の影響もありま…
さよなら。 君を自由にしてあげるよ。 生きてる限り、僕は君を縛ってしまう。 だから、君に自由をあげるには、この心臓を止めるしかない。 僕は君のすべてになりたかった。君の見る世界のすべて、君を照らす光のすべて君の感じる喜びのすべてで、ありたかっ…
夕方教育番組に出てる子供を見て、ふと「あぁ、、いつかこの子供たちも薬をやる日が来るのかな」と考えが過る。 断薬してからというものなんにも楽しくない。日常に楽しさを見出せないでいる。例えば薬を飲んでいた頃は、頭の中にぐるぐる言葉が巡って止まら…
自殺未遂を何度も繰り返してきた その度に、母からは「何故こんな事をするの」「もうしないってやくそしたでしょ」という私にとっては理解不能なことを何度も何度も言われてきた。 理由? 理由を申し立てたところで 理解できない人間に 説明する意味など私に…
2020.12.22 昨日、東京が終わった引越しをしてしまったその翌日の今日私は鬱になったもう逃げられないもう東京には戻れないからだ涙が出た上京して6年の東京生活に終止符がうたれた今とても辛いわたしにはもう居場所がない家族から地元から逃げ場がないから…
数ヶ月振りに息を引き返した。平穏な日常を取り戻したが、なにから手をつけていいか分からずにいる。生活とは、日常とは、どう送るのが正しいのだろう。例えば、洗濯をするとか掃除をしてみるとか当たり前の事なのにそれが出来ずに終わる日を私は何度も重ね…
後悔しないように生きろ、という言葉が苦手だ何度この言葉を人から言われてきたのだろう何度この言葉が私を苦しめただろうまるで後悔した生き方が、罪のようにのしかかるようだ後悔した生き方は罪なのだろうか?後悔しない人間は存在するのだろうか? 私はこ…
いつもは丁寧にする歯磨きを今日は雑に終わらせた。丁寧に磨くほど、丁寧な今日を送れなかったからだ。お風呂に浸かることすら億劫になって入るのを諦めた。わたしの生活には、たまにこういう何もしたくない日があって、それが今日だった。 ベッドに寝転がり…
真っ白な壁青いライトが足下を照らすギコギコと音を鳴らす急な階段通り過ぎてしまうほど小さな店がそこにあった私を虜にした空間気づけば週末には必ず通った 一日の客の出入りなど数えるほどしかいない古着を買うことはないただ店員とくだらない話をしにいく…
東京の街並みを見て、これが私の東京にいることが出来る最後の日かもしれないと思う。今日は強くそう思った。東京では沢山の夢を見た。そして沢山の地獄も見た。だからこそ強くなれた。沢山の出会いがあり、刺激的だった。私は東京でもうやり残した事はない…
私は先天性の心臓病や発達障害ADHDや過去を隠して生きてきた。学校や仕事場でも秘密にすることにした。本当は障害者手帳も二つも持っているのに。ずっと困ってきた。自分が所属している場所で自分について公に出来ないことが寂しかった。過去について仲良く…