2020-12-16 liberté 真っ白な壁青いライトが足下を照らすギコギコと音を鳴らす急な階段通り過ぎてしまうほど小さな店がそこにあった私を虜にした空間気づけば週末には必ず通った 一日の客の出入りなど数えるほどしかいない古着を買うことはないただ店員とくだらない話をしにいくだけ それでよかったそのままでよかったあのゆっくりと、ひたすら流れる時間を失った。心もあの時間のまま。流れることはなく、とどまったまま。あの夢のような時間に溺れていたいの。