昨日は精神科の通院の日だった。
断薬して一年くらい経ったことに気づいた。
主治医は未だに私が当時、薬物中毒で運ばれてきた時のことの話をする。
今は笑って話せるけれど本当のところ記憶はない。
断薬を決めて治療をして思ったことは
薬はやめられるということだ。
手に入らないから辞めざるを得なかっただけだけど。
薬物中毒の時は毎日ADHDのコンサータを最大量と睡眠薬のマイスリー、サイレースを規定量の倍飲んでいた。
特にコンサータは覚醒剤の効果に近いから、頭がすっきりして驚くほどテキパキ動けたし日常生活も難なくこなせたけれど飲まない時はなにもできず何日も眠っていたと思う。
薬をやめて生きていけると思わなかった。
だから私は今本当に薬をやめて生きてこれたことに幸せを感じる。
今は少しずつでいいから、なにも求めず
ひっそり暮らしたい気持ちがある。
なにも求めず穏やかに生きていきたい。
大好きなペットや家族や大切な人と
同じ時間をゆっくり築いていきたい。
私の過去に何があったとしても。
そばにいてくれる人やペットを大事にしたい。それだけだと気づいた。