両親の愛をちゃんと受けて育ったはずだった
両親は私に真っ直ぐに愛を向けていてくれていた
だけど、私がその愛を受け止めなかった
違う
どう受け止めていいかわからなかった
私は両親にも誰にも嫌われたくなくて
気を遣って生きてきた
だから自分の気持ちを抑え込んで何も言わなかった
自分の気持ちを抑え込んできた
反抗期もなく、怒られても「ごめんなさい」としか言えなかった
どうして自分の本当の気持ちを素直に言えないのか?
それは「自分を否定されるのが怖い」から
境界性の人間は、非難されることが嫌いだと書いてあった
傷つきやすく落ち込みやすい
捉え方が極端だから、非難=嫌われた になる
例えアドバイスや注意でも、非難されたらその人は私の的に見えてしまう
どんなに親しい身内でも、自分を否定されたり怒られると、「相手は私を嫌いなんだ」と認識してしまう
本音など言えた試しがない
大人になった今も言えない
自分の中で我慢し抑え込んで、自傷行為で吐き出して来た
私がなにも言わなければ
周りは私を「いい子」としてただ愛を注いでくれると思っていた
でも大人になった今でも、誰からも愛されていないように感じる
例え恋人ができても私はいつも虚しい
愛を確かめるために恋人を傷つける行動しか出来なかった
いつも愛に飢えている
「愛された」という実感を求めて生きているようで
私の人生は誰かに「愛された」とわかったら終わっちゃうんじゃないかな
愛し方も愛され方もわからない
わからないまま死にたくない
そんな悲しいことないじゃん、ばか