病んでしまう時
人生がうまくいかない時
なにもかもがどうでも良くなる時
今を投げ出したくなる時
どうして私は過去を振り返って泣くのだろう
過去に戻りたいと願うのだろう
過去に戻りたい
私は過去を美化している
そんな綺麗なものではなかったのに
今より残酷なものだった
精神も今より不安定だった
周りを傷つけて
自分を傷つけて
なにも大切にできなかったのに
一つ言えるのは、人間らしかった
生と死を感じれたと思う
死にたいと言ってみたり、生きたいと言ったり、ただ目の前の現実を生きてもがいていた
ただ楽しかった
一瞬一瞬鮮明に記憶できるほど濃い日々だった
今の私の生活にそう感じれる日々はない
ただそれは歳を重ねたからという理由だけで終わらせるには寂しい
過去のような日々を求めているわけでは無く、単純にあの頃を超えるような人との出会いや経験はできないと確信している
今の方が幸せなのに、心はあの頃と同じくらい寂しく冷めているようで、なにか生きている証が欲しくてたまらない。