ないものねだり。

障害があっても強く生きていきたい。

2021.5.9 父とわたしとわたしと父

父と会話をした

久々に会話をしたが

母とは違って私が気を遣わずに話せる

唯一の存在

 

20代後半でやっと自分の愚かさとやらに気づいた。そして事の恥を受け入れた。

すべて病気のせいにして生きてきた自分。

そんな自分を父は叱らなかった。

 

父に自分からこう言った。

「殴ってくれ。そしてお前が悪い。自業自得だ。と言ってくれ」と。


父は殴れないと呟いた。
殴る方が辛いんだとさ。

初めてだった。

父に「生まれて来てくれてありがとう」と言われたのも「好きだ」と言われたのも。

初めてだった。

やっと解放された気がした。

父という存在を否定していた自分が

悔しくて悔しくて泣いた。

 

やっと父親の娘でよかったと心から感じることができた。

父親に認められたいということを今は思わなくなった。

父親の血を受け継いだ私は誇らしい。