ないものねだり。

障害があっても強く生きていきたい。

2021.6.14

誰もがしんどさを抱えながら、それでも必死になって生きている。でも、そういう個人の痛みや感情がコロナ禍になって置き去りにされたような気がする。

蔑(ないがし)ろにされている。

その現実をリアルに私はアートで表現したい。

 

生活を考えると、なにをするにもお金のことが頭をチラついてしまう。私自身、学生時代に居酒屋で飲んでいてもお金を計算しながら注文していた。

そういう日常は少しずつ心を病ませていく。

ましてや先が見通せない今の状況は、人の気持ちをかなり追い込んでいる。誰もがボロボロのはず。

でもみんな、そうではないふりをして生きている。

 

私たちはいつの間にか、誰かが決めたルールに縛られて生活をしている。そのルールを破ると世間から指をさされてしまう。